プログラミング初心者がunityでカードゲームを作ってみたい!【その8】〜広告バナーをつける
前回(プログラミング初心者がunityでカードゲームを作ってみたい!【その7】〜ゲームの完成形を目指す - 社畜主婦の挑戦)の続きです。
ゲームの内容は完成したのですが、今回の目標として「AdMobでバナー広告を付ける」としていたため、最後にやってみました。しかし今までの作業の中で一番手こずったので、記録のためにも書き残しておきたいと思います。
AdMobでアプリIDの作成
AdMobのアカウントはアプリ作りの最初の段階で作成しています。
今回はアプリの内容が完成したため、アプリIDを作成していきます。
といっても簡単です。AdMobサイトを開き、左側のリストから「アプリ」をクリックし、「アプリを追加」を選択します。
新しいアプリの設定でプラットフォームをiOSにして、アプリストアにはアップしていないためいいえを選びます。
あとはアプリ名を設定してバナー広告を選ぶだけでIDが作成されます。
ただ、今回のゲームはアプリストアに登録する予定はないため、Googleが提供しているテストIDを使用していきたいと思います。
UnityにAdMobプラグインの追加
プラグインの追加に関しては以下の記事が大変参考になりました。
まさにこの記事の通りにGoogleサイトからプラグインをダウンロードし、それをUnityからインポートします。
次にプロジェクトビューで新しい「AdMob」という名前のスクリプトを作成し、記事にあるコードを貼り付け、ヒエラルキービューで新しく空のオブジェクトを作ってアタッチするだけです。ただ今回はバナー広告を下段に付けたかったため、ポジションを「Top」から「Bottom」に変更しました。
実際にアプリストアに登録する際は、コードのテストIDを先程作成した本番用のIDに変えるだけで良さそうです。
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エラーの解決
私にとってここからが問題でした。いざ実機にビルドしようとするとエラーがでます。
最初はこのエラーでした。
「'GoogleMobileAds/GoogleMobileAds.h' file not found」
???
わけがわからないのでそのまま検索してみると、ちょうど良い記事がヒットしました。
この記事のとおりにSDKをダウンロードし、GoogleMobileAds.frameworkをプロジェクトビューのiOSフォルダにいれて再度ビルドします。
エラー。
「Property ‘userIdentifier’ not found on object of type ‘GADRewardBasedVideoAd」
と、これに似たエラーがたくさんでてきました。
このエラーについては先程のプラグイン追加の記事に対処法が載っていました。
どうやらcocoa podsというものが必要なようですが、そもそもこれが何なのか分かりません。
上記の記事によると、iOSプロジェクトを簡単に管理できるツールのようです。早速Macのターミナルを開き、記事の通りにインストールしました。
その後対処法の通りXcodeのpod repoを削除して再セットアップしました。
すると、
やっとできた〜!!
これで最初に予定していたすべての工程が完了しました。
こんなに簡単なアプリですが、初心者にはなかなかハードルが高く手こずりました。
ここまでの過程を経験値に変えるためにも、またすぐに新しいアプリ作りに取り組んでみたいと思います。
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