【ネタバレあり】映画ドラクエ感想。あれはタイトルが悪い!
映画の「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を観てきました。
ゲームのドラクエⅤを映画化!と謳って大々的に宣伝されていたので、「昔プレイしたな〜長かったけど神ゲーだったな〜」という私と、ガチドラクエファンでⅤは年1回以上の頻度でプレイしている夫はノリノリで映画館へ。
【ここからガッツリネタバレあるので注意!!】
ゲーム内容の物語は、やはり映画一本に収めるには無理があるので所々・・・というかほとんど省略されています。ここは省略してあのシーン入れて欲しいなぁ・・・というのは多々ありましたが、まあ思い出補正でなんとか、というレベル。CGやアクションシーンはとても綺麗でした。
問題は物語の終盤。勇者 (主人公の息子)がミルドラースの復活を防いでハッピーエン・・・と思いきや、主人公以外の時が突然止まってしまいます。
するとミルドラースが出てくる穴から白いアンドロイドのような人物が降りてきて、「私はコンピュータウイルスです」と言い放ちます。
私「??????」
アンドロイド「ここは実はゲームの世界です」「現実に帰りなさい」
ここで主人公は自分がしがないリーマンであること、休日にドラクエⅤのVRリメイク版をプレイしていたことを思い出します。
私「!? ??????」
主人公が現実に引き戻されようとするその時、お供として旅をしていたスライムが飛び出します。「俺は実はアンチウイルスプログラムなんだ!!」
私「????
・・・・・????」
スライム「さあ、この剣でヤツを!!」主人公「そうだ、ゲームの世界だって俺の人生の一部なんだ・・・うおおおおお!!」
かくしてウイルスを倒した主人公はエンディングまでゲームを楽しむのであった・・・
私「・・・・・・・・?」
とまぁあらすじはこんな感じです。
感想を一言でいうなら、「タイトルと宣伝文句おかしくない?」ですかね。
この映画を作った監督が伝えたかったことは、良いように解釈して「ゲームで経験したことも自分の人生の一部なんだよ、誇りを持っていいんだよ」ということだと思うんです。 (悪く解釈すると、「って言ってほしいんだろおまえら?」という感じ(*´-`))
それが伝えたいならね、そもそもドラクエである必要ないよね?FFでもポケモンでも、なんなら架空のゲームでもラストのあのシーンに繋げると完成するじゃん!
肝心のⅤの内容は飛ばし飛ばし。あのラストの部分削れば良いシーンがもっと盛り込めたはず・・・!
なのに宣伝文句は「あのドラクエⅤが映画化!」タイトル主題も「ドラゴンクエスト」。
詐欺・・・とまでは言いませんが、ドラクエを前面に押し出すべき内容ではなかったように感じました。
うーん、こういうショックを受けないようにするなら、タイトルは「ユア・ストーリー 〜ドラクエⅤの場合〜」なんてどうでしょうか!!
それじゃヒットしないか!そもそもこんなオチ使い古されてるからね!!
とりとめもないけど以上です!
ここからは良かった悪かったは関係なく気づいた小ネタ集です。
・主要人物の中でも、マリアと主人公の娘が出てこなかったのは朧げな記憶しかない私でもすぐわかった
・ゴールドオーブをドラゴンオーブにするってのは時間短縮のために良い手だなと思った
・ヘンリーのドレイ生活後の性格が違和感 (私の中では高飛車な性格が弱まって、主人公とは親友のような感覚で接するキャラだと思ってた)
・BGMにドラクエ5以外のナンバリングのものが使われてた (夫談。私はわからなかった。天空シリーズならいいけどそれ以外のものを使うのは違うだろうとの事。)
・ビアンカの石化時の顔、ブサイクすぎ!!もうちょっと可愛くしたってよ!!
おしまい(*´-`)
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